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カプリコン・1

カプリコン・1
 1977年に日本公開のアメリカ、イギリス合作映画。世界初の有人火星探検宇宙船が地球に帰還途中で墜落する。しかし、宇宙飛行士は別の場所に幽閉されていた。人類初の有人月着陸はNASAの仕組んだ芝居だった・・・。宇宙開発をめぐる陰謀を描く。

 監督:ピーター・ハイアムズ/出演:エリオット・グールド、ジェームズ・ブローリン、ブレンダ・バッカロ 他。


星解説
 大胆な着想で国家的陰謀に挑む男達の姿を描く。アメリカによる有人火星探査宇宙船「カプリコン・1」を巡る物語。宇宙飛行が題材となっている為、SF映画にカテゴライズされていることが多いが、内容的には「政治ドラマ・サスペンスドラマ」の要素が強く、国家計画の威信や、それによって犠牲となる人々の様子を主として描いている。

 映画製作当時の現実世界の技術とほぼ変わらないロケット・宇宙技術しか登場せず、全体として「空想科学」的要素が少ないため、SF映画とみなさない向きもあるが、21世紀を迎えた現在においてもいまだ実現していない有人火星探査を舞台装置に、そのミッションを虚実折り混ぜて描いている点に着目すれば、本作品もSF映画の範囲にあるといえる。

 当初はアメリカ航空宇宙局 (NASA) は協力的だったが、試写で内容を知ってから協力を拒否した事で有名な作品。ただしNASAは製作協力を拒否したが、劇中に登場する火星着陸宇宙船「カプリコン1号」の映像として、アポロ宇宙船を搭載した、発射台上のサターン5ロケットなどの記録映像が使用されている。

カプリコン・1


星あらすじ
 人類初の有人火星探査宇宙船カプリコン1号が打ち上げられる事になった。しかし、その打ち上げ数分前、乗組員のブルーベーカー(ジェームズ・ブローリン)、ウイリス(サム・ウォーターストーン)、ウォーカー(O・J・シンプソン)は突如として船内から連れ出され、砂漠の真ん中にある無人となった古い基地へと連れて行かれた。

 3人はそこで、本計画の責任者であるケロウェイ博士(ハル・ホルブルック)から、カプリコン・1の生命維持システムが故障したため有人飛行が不可能になった事を告げられ、政治的な問題で計画が中止出来ないので、火星に行ったという事実の捏造を行う事を命じられた。
 
 人々と科学を裏切る結果になる事を嫌った飛行士達は最初は拒否したが、家族の安全は保証出来ないという脅迫の中、やむなく承服した。こうして、火星往復の間や火星探査の様子などを、この基地で収録するという大芝居が始まった。

カプリコン・1

 大芝居は成功するが、地球への再突入の際に宇宙船の熱しゃへい板が破壊されたという報告が入った。その報告を聞き、自分達は存在してはならない人間になった事を察した飛行士達は、ここに居ると殺されると直感し、砂漠の基地から脱出を図る。

 そのころ、新聞記者のコールフィールド(エリオット・グールド)は、NASAに務める友人から、本計画に妙な点があると告げられた。だが、より詳細な話を聞くため、その友人の家を訪ねたコールフィールドは、そこに見知らぬ人物が住んでおり、さらにその友人が元々存在さえしていない状態になっている事を知った。

 コールフィールドは友人が告げた本計画の疑問との関連性を感じ、更に詳しく調べはじめた。だがその途端、コールフィールドが運転している車のブレーキが故障し、危うく事故死する羽目に陥った。この一件によって更に疑問を深めたコールフィールドは、飛行士の一人の妻(ブレンダ・バッカロ)に取材を行った。そこに意外なヒントが・・・。



トレーラー


テーマ曲(ジェリー・ゴールドスミス)


原題:Capricorn One
公開:1978年(アメリカ)、1977年(日本)
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
上映時間:129分


星キャスト
エリオット・グールド、ジェームズ・ブローリン、カレン・ブラック、テリー・サヴァラス、サム・ウォーターストン、O・J・シンプソン、ハル・ホルブルック、ブレンダ・ヴァッカロ、デヴィッド・ハドルストン、デニース・ニコラス、アラン・ファッジ、デヴィッド・ドイル


星スタッフ
監督:ピーター・ハイアムズ
製作:ポール・N・ラザルス三世
脚本:ピーター・ハイアムズ(原作)
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
撮影:ビル・バトラー
編集:ジェームス・ミッチェル


カプリコン・1 [DVD]
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 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

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