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映画 《 地獄の黙示録 》

地獄の黙示録
 1980年に日本公開のアメリカ映画作品。1960年代末のベトナム。ウィラード大尉は、ジョングルの奥地で王国を築いたカーツ大佐を暗殺する命令を受け、4人の部下と共に川を上っていく。その道中でウィラードはベトナム戦争の惨状、狂気を目にする。そしてついに彼はカーツと対峙するが・・・。カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドール、アカデミー賞では撮影賞と音響賞を受賞した。

監督:フランシス・フォード・コッポラ/出演:マーロン・ブランド、マーティン・シーン、ロバート・デュヴァル、デニス・ホッパー 他。


星解説
 2000年にはアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。原案は1902年に出版されたジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』(原題:Heart of Darkness)。当初は1970年代初頭に、同じ南カリフォルニア大学の映画学科に在籍していたジョージ・ルーカスとジョン・ミリアスが共同で進めていた企画であった。しかし当時はベトナム戦争が行われていた最中であり、その企画は通らなかった。のちにルーカスが『スター・ウォーズ』を製作するにあたり、権利をフランシス・フォード・コッポラに譲り渡した。
 
 コッポラは映画化にあたり、『闇の奥』以外にも様々な作品をモチーフにした。映画中でT・S・エリオットの『荒地』(原題:The Waste Land)や『うつろな人間たち』(原題:The Hollow Men)の一節が引用されたり、ジェームズ・フレイザーの『金枝篇』(原題:The Golden Bough)から「王殺し」や「犠牲牛の供儀」のシーンが採用されるなど、黙示録的・神話的イメージが描かれている。この他、監督の妻エレノア・コッポラの回想録によると、コッポラは撮影の合間、しばしば三島由紀夫の『豊饒の海』を手に取り、本作品の構想を膨らませたそうである。

地獄の黙示録
 
 コッポラは映画の製作初期段階から、音楽をシンセサイザーの第一人者である冨田勲に要請していた。しかし契約の関係で実現には至らず、結局監督の父親であるカーマイン・コッポラが音楽を担当した。当初ウィラード大尉を演じる予定であったハーヴェイ・カイテルは撮影開始2週間で降板し、新たに起用されたマーティン・シーンも撮影途中の1977年3月5日に心臓麻痺で倒れ、一時生死の境をさまようほどの状態になってしまった。撮影は17週間の予定が61週間(1976年3月~1977年5月)にも延びて、編集にも2年余りの時間が掛けられた。
 
 映画の完成が遅れるに伴って、映画の制作費も当初の予定を大幅に上回る結果となった。最初の予算は1200万ドル(当時の日本円で約35億円)だったが、実際に掛かったのは3100万ドル(約90億円)だった。そのうち、1600万ドル(約46億円)はユナイテッド・アーティスツ社が全米配給権と引きかえに出資したが、残りはこの映画を自分の思いのままに作りたかったコッポラ自身が出した。
 
 作品としての質は別にして、批評家たちは「泥沼のベトナム戦争がアメリカ市民に与えた心の闇を、衝撃的な映像として残した怪作である」と結論付けた。戦争の暴力や狂気をテーマとしながら、それらを視覚的に美しく描くことに成功しているという評価もなされている。公開当時は否定的な意見も多かったが、現在ではアメリカ映画史上重要な地位を占める作品であると概ね肯定的に評価されている。

地獄の黙示録


星あらすじ
 狂うような暑さのサイゴンの夏。ブラインドの降りたホテルの一室で、ウィラード大尉(マーティン・シーン)は空ろな視線を天井に向けていた。505大隊、173空挺隊所属、特殊行動班員である彼に、それからまもなく、ナ・トランの情報指令本部への出頭命令が下った。本部では3人の男が彼を待ちうけており、そのうちの1人がウィラードに、今回の出頭目的を説明した。それは第5特殊部隊の作戦将校であるウォルター・E・カーツ(マーロン・ブランド)を殺せという命令だった。
 
 カーツはウェストポイント士官学校を主席で卒業し、空挺隊員として朝鮮戦争に参加、数々の叙勲歴を持つ軍部最高の人物であったが現地人部隊を組織するという目的でナン川上流の奥地に潜入してからは、彼の行動が軍では統制できない異常な方向へと進んでいった。情報によると彼はジャングルの奥地で原地人を支配し、軍とはまったく連絡を絶ち、自らの王国を築いている、というのだ。そのアメリカ軍の恥である錯乱者カーツを暗殺しなければならない、というのが軍の考えだった。

地獄の黙示録
 
 この密命を受けた若い兵士ウィラードは、4人の部下、クリーン(ローレンス・フィッシュバーン)、ランス(サム・ボトムス)、シェフ(フレデリック・ホレスト)、チーフ(アルバート・ホール)を連れ、巡回艇PBRに乗り込んだ。まず、ウィラードは、危険区域通過の護衛を依頼すべく、空軍騎兵隊第一中隊にキルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)を訪ねた。ナパーム弾の匂いの中で目覚めることに歓びさえ感じているキルゴアは、花形サーファーであるランスを見ると彼にサーフィンを強要した。ワーグナーの“ワルキューレの騎行”が鳴り響く中、キルゴアの号令で数千発のナパーム弾がベトコン村を襲った。
 
 キルゴアのもとを発った彼らは、カーツの王国へとPBRを進めた。河岸に上陸するたびにウィラードに手渡される現地部隊からの機密書には、カーツの詳細な履歴と全行動が記されており、読めば読む程ウィラードには、軍から聞いたのとは別の人物であるカーツが浮び上ってきていた。王国に近づいたころ、クリーンが死に、チーフも死んだ。そして、王国についた時、ウィラードはそこで、アメリカ人のカメラマン(デニス・ホッパー)に会い、彼から王国で、“神”と呼ばれているカーツの真の姿を聞かされる。
 
 カーツは狂人なのだろうか。それとも偉大な指導者なのだろうか。ウィラードにもわからなかった。そして遂にカーツとの対面の日がきた・・・。



予告


BGM:ジ・エンド(ドアーズ)


BGM:ワルキューレの騎行(ワーグナー)


原題:Apocalypse Now
公開:1979年(アメリカ)、1980年(日本)
製作国:アメリカ
配給:日本ヘラルド
上映時間:153分


星キャスト
マーロン・ブランド、マーティン・シーン、デニス・ホッパー、ロバート・デュヴァル、フレデリック・フォレスト、アルバート・ホール、サム・ボトムズ、ラリー・フィッシュバーン、G・D・スプラドリン、ハリソン・フォード、スコット・グレン、コリーン・キャンプ、リンダ・カーペンター、シンシア・ウッド、トム・メイソン、ジェリー・ザイスマー、ボー・バイヤーズ、ジェームズ・キーン、ケリー・ロッサル、ロン・マックイーン、クリスチャン・マルカン、オーロール・クレマン


星スタッフ
監督:フランシス・フォード・コッポラ
製作:フランシス・フォード・コッポラ
原作:ジョセフ・コンラッド
脚本:ジョン・ミリアス、フランシス・フォード・コッポラ
音楽:カーマイン・コッポラ、フランシス・フォード・コッポラ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
編集:リチャード・マークス、リサ・フラックマン、ジェラルド・B・グリーンバーグ、ウォルター・マーチ
美術:ディーン・タブラリス
衣装(デザイン):デニス・M・フィル、ジョージ・リトル、ラスター・ベイレス、ノーマン・バーザ


星受賞歴
第32回カンヌ国際映画祭:パルム・ドール
第52回アカデミー賞:撮影賞(ヴィットリオ・ストラーロ)/音響賞(ウォルター・マーチ、マーク・バーガー、リチャード・ベグス、ナット・ボクサー)
第37回ゴールデン・グローブ賞:監督賞/助演男優賞(ロバート・デュヴァル)/作曲賞
第14回全米映画批評家協会賞:助演男優賞フレデリック・フォレスト(『ローズ』に対しても)
第33回英国アカデミー賞:監督賞/助演男優賞:(ロバート・デュヴァル)


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カテゴリー: [アメリカ映画 戦争]

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 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

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