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映画 《 狼たちの午後 》

狼たちの午後
 1976年に日本公開のアメリカ映画作品。うだるような暑さが続くニューヨーク市ブルックリン区。元銀行員のソニーは、彼の男色相手を性転換させる資金を稼ぐため、相棒のサルと共に銀行を襲撃する。途中で怖気づいた仲間が逃亡するというハプニングはあったものの、無事に銀行を占拠することに成功したソニーとアル。しかし金庫の中は空っぽだった・・・。アカデミー賞では脚本賞を受賞。

 監督: シドニー・ルメット/出演:アル・パチーノ、ジョン・カザール、チャールズ・ダーニング 他


星解説
 映画中で実在の銀行強盗犯を演じたアル・パチーノの演技が高く評価されている。原題の「Dog Day」は日本語で「盛夏」を意味する熟語であり、邦題の「狼」とは関連性が無い。1972年8月22日にニューヨークのブルックリン区で発生した銀行強盗事件を題材にしている。事件を報道したライフ誌の記事を読んで感銘を受けたマーティン・ブレグマンが映画化を決意、事件の犯人の容姿がアル・パチーノに似ていたため、パチーノが主演に選ばれた。
 
 シドニー・ルメットは通例役者に徹底したリハーサルを強いる監督であるが、本作品の殆どのシーンは役者たちのアドリブによって撮影されている。物語の設定では真夏だが、実際の映画撮影は秋頃に行われたのでスタッフは気候の問題に対処する必要に迫られた。役者たちは吐く息が白くならないように、口中に氷を含んで演技をした。映画の出演俳優たち、特に主演のアル・パチーノの迫真の演技は広く賞賛され、本作品は批評家たちからも概ね好意的な評価を得た。

狼たちの午後


星あらすじ
 1972年8月22日。ニューヨークは36度といううだるような暑さだった。その日の2時57分、ブルックリン三番街のチェイス・マンハッタン銀行支店に3人の強盗が押し入った。強盗は10分もあれば済むはずだった。だが3人の1人、ロビーがおじけづき、仲間をぬけた。しかし、ソニー(アル・パチーノ)とサル(ジョン・カザール)にとってそれ以上に予想外だったのは、銀行の収入金が既に本社に送られた後だったことだ。
 
 残された1100ドルの金を前に途方に暮れるソニーのもとに突然、警察から電話が入った。銀行は完全に包囲されているから、武器を捨てて出てこいというのだ。事態は急変した。警官とFBI捜査官250人を超す大包囲網の中で、追いつめられた平凡な2人の男は牙をむいた。銀行員9人を人質としたのだ。

狼たちの午後
 
 3時10分を少し廻ったところだ。つめかけるヤジ馬、報道陣の中でモレッティ刑事(チャールズ・ダーニング)の必死の説得が行われた。だが時間は無駄に流れていった。ソニーたちの説得に昇進をかけるモレッティの心をよそに、すべて2人の言いなりにならなければならない警察側とTV報道のインタビューに応える狂人側という状態で、次第にソニーとサルは群衆たちから英雄視され始めた。

狼たちの午後
 
 周りがどっぷり夕闇につかった頃、銀行内では犯人と人質たちとの間に奇妙な連帯感のようなものが芽ばえてきた。ついに今まで静観していたFBIのシェルドン(ジェームズ・ブロデリック)が動き出した。モレッティとは対照的に冷静な態度でソニーに近づき、犯罪者の心理を見すかしたように優しく、そして時には力強い口調でソニーに投降を勧めてきた。ソニーとしてもこの説得に心が動かなかったわけではなかったが、一途に成功か死かのいずれかしかないと信じ込んでいるサルを裏切ることは出来なかった。
 
 ソニーの母と妻と愛人たちによる説得工作もすべて失敗に終わった警察側は、ついにソニーたちの要求通り国外逃亡用のジェット機を用意せざるをえなくなった。銀行から空港まで、息づまるような緊張に充ちた移動が開始される。警官が運転するマイクロバスが空港に到着し、拳銃を持ったサルが降りようとした・・・。



トレーラー


ニューヨーク・タイムズ/ビデオ


過ぎし日のアモリーナ(麗しのアモリーナ)byエルトン・ジョン


星ひと口コメント
最初、劇場で観たとき、ラストに衝撃を受けてテロップが流れている間しばらく呆然としていたことを思い出します。
情報なしに観た事が良かった作品で、映画は出来る限り情報なしで観たほうが良いと思う、きっかけになった作品です。


原題:Dog Day Afternoon
公開:1975年(アメリカ)、1976年(日本)
製作国:アメリカ
配給: ワーナー・ブラザーズ
上映時間:125分


星キャスト
アル・パチーノ、ジョン・カザール、チャールズ・ダーニング、ジェームズ・ブロデリック、クリス・サランドン、ペニー・アレン、キャロル・ケイン、サリー・ボイヤー、ランス・ヘンリクセン、ボーラ・ギャリック、サンドラ・カザン


星スタッフ
監督:シドニー・ルメット
製作:マーティン・ブレグマン、マーティン・エルファンド
原作:P・F・クルージ、トーマス・ムーア
脚本:フランク・ピアソン
撮影:ヴィクター・J・ケンパー
編集:デデ・アレン


星受賞歴
第48回アカデミー賞:脚本賞(フランク・ピアソン)
第29回英国アカデミー賞:主演男優賞(アル・パチーノ)、編集賞(デデ・アレン)
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(1975年度):助演男優賞(チャールズ・ダーニング)
ロサンゼルス映画批評家協会賞(1975年度):作品賞(『カッコーの巣の上で』と同時受賞)、監督賞(シドニー・ルメット)、主演男優賞(アル・パチーノ)


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カテゴリー: [アメリカ映画 犯罪]

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