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映画 《 シンドラーのリスト 》

シンドラーのリスト
 1994年に日本公開のアメリカ映画作品。第二次世界大戦時のドイツによるユダヤ人の虐殺(ホロコースト)の中、企業家でナチス党員でもあるオスカー・シンドラーが1,100人以上ものユダヤ人の命を救った実話を描く。ホロコーストを題材にして描いた作品の代表格で、監督のスティーヴン・スピルバーグ自身もユダヤ系アメリカ人。アカデミー賞では12部門にノミネート、そのうち作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、作曲賞の7部門で受賞。

 監督:スティーヴン・スピルバーグ/出演:リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、レイフ・ファインズ 他。


星解説
 一部カラーだが、基本的にモノクロ作品である。これはスティーヴン・スピルバーグ監督の「戦争を記録したフィルムはモノクロだからその方が説得力があるだろう」という考えによるものだが、その判断は正しかったと評価されている。ただし、パートカラーが採用され、赤い服の女の子(シンドラーに心理的影響を与える)、蝋燭の赤い炎などが登場する。

 スピルバーグは1982年に原作の映画化権を手に入れ、その後10年近く構想を練り企画を温めた後、この映画の制作に着手したという。それまでも「優れた娯楽映画をつくる映画監督」として映画界からも大衆からも高く評価されていたが、それまで手掛けた『太陽の帝国』や『カラーパープル』など深刻なテーマの作品は評価されず、本作において念願のアカデミー最優秀作品賞・監督賞の受賞を果たした。

シンドラーのリスト

 シンドラーが自工場のユダヤ人を“結果的に虐殺から救った”物語は事実ではあるが、本映画は原作の小説をベースにしているため、劇中のエピソードは創作であり、事実関係も改変されている。一例を挙げると、映画ではシンドラーが1958年に「諸国民の中の正義の人」に名を連ねて顕彰されたとしているが、実際は1967年に顕彰された。イスラエルのヤド・ヴァシェム・ホロコースト記念館が実際にシンドラーの名を登録したのは本映画が発表された1993年であった。

シンドラーのリスト


星あらすじ
 1939年、ポーランド南部の都市クラクフにドイツ軍が侵攻した。ドイツ人実業家のオスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)は、一旗揚げようとこの街にやって来た。彼は金にものを言わせて巧みに軍の幹部たちに取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。ユダヤ人会計士のイツァーク・シュテルン(ベン・キングスレー)をパートナーに選んだシンドラーは、軍用ホーロー容器の事業を始める。

 1941年3月、ユダヤ人たちは壁に囲まれたゲットー(居住区)に住むことを義務づけられる。シュテルンの活躍で、ゲットーのユダヤ人たちが無償の労働力として、シンドラーの工場に続々と集められた。事業はたちまち軌道に乗り、シンドラーはシュテルンに心から感謝したが、彼の差し出すグラスにシュテルンは決して口をつけようとしなかった。シンドラーはドイツ人の愛人イングリートをはじめ、女性関係は盛んな男だった。別居中の妻エミーリェ(キャロライン・グッドール)は、そんな奔放な夫の生活を目撃し、彼の元を去った。

シンドラーのリスト

 1943年2月、ゲットーが解体され、ユダヤ人たちはプワシュフ収容所に送られることになった。ゲットーが閉鎖される当日、イングリートを連れて馬を走らせていたシンドラーは、小高い丘からその様子を目撃した。親衛隊員たちは住民を家畜のように追い立て、抵抗する者、隠れようとする者、病人など、罪もない人々を次々に虐殺していった。その悲惨な光景の中、シンドラーの目に赤いコートを着た少女が隠れるところが映る。(このコートの赤はパート・カラーで示される)収容所に着任したアーモン・ゲート少尉(レイフ・ファインズ)は所内を見下ろす邸宅で、酒と女に溺れる生活を送る一方、何の感動もなく無造作に囚人たちを射殺していた。シンドラーは地獄図に耐えかねて、生産効率の向上という名目でユダヤ人労働者を譲り受け、私設収容所を作ることを許可してもらう。シンドラーは、ゲートのメイドとして働くヘレン(エンベス・デイヴィッツ)にも希望を与える。

シンドラーのリスト

 1944年、敗色濃いドイツ軍は、ユダヤ人をアウシュヴィッツをはじめとする死のキャンプに送り込みはじめた。シンドラーはチェコに工場を移すという理由で、ユダヤ人労働者を要求する。急ぎリストアップされたのは1200人。途中、女性囚人がアウシュヴィッツへ移送されたが、シンドラーは役人にワイロを渡し、彼女たちを救い出す。彼の工場は武器弾薬の製造にも、徹底して不良品を作ることで抵抗する。
 
 1945年、ドイツ無条件降伏。ユダヤ人は開放された。ユダヤ人たちの感謝の念と涙に見送られながら、″戦犯″であるシンドラーは彼らに別れを告げた・・・。



トレーラー


シンドラーのリストのテーマ(サウンドトラック)


原題:Schindler's List
公開:1993年(アメリカ)、1994年(日本)
製作国:アメリカ
配給:UIP
上映時間:195分


星キャスト
リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、レイフ・ファインズ、キャロライン・グッドール、ジョナサン・セガール、エンベス・デイヴィッツ、マーク・イヴァニール、アンジェイ・セヴェリン、ミリー・ファビアン、アンナ・ミュシャ、エズラ・ダガン、マルゴーシャ・ゲベル、シュムリク・レヴィ、フリードリッヒ・フォン・サン、ノーバート・ウェイサー


星スタッフ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:キャスリーン・ケネディ
製作:スティーブン・スピルバーグ、ジェラルド・R・モーレン、ブランコ・ラスティグ
原作:トーマス・キニーリー
脚本:スティーブン・ザイリアン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
ヴァイオリン・ソロ:イツァーク・パールマン
撮影監督:ヤヌス・カミンスキー
視覚効果:インダストリアル・ライト&マジック
編集:マイケル・カーン
美術:アラン・スタルスキ


星受賞歴
第66回アカデミー賞:作品賞/監督賞/脚色賞/撮影賞/編集賞/美術賞/作曲賞
第51回ゴールデングローブ賞:作品賞(ドラマ)/監督賞/脚本賞
第28回全米映画批評家協会賞:作品賞
第59回NY批評家協会賞:作品賞
第19回LA批評家協会賞:作品賞
第47回英国アカデミー賞:作品賞/助演男優賞/作曲賞
第19回報知映画賞:海外作品賞


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シンドラーのリスト ― オリジナル・サウンドトラック
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救出への道―シンドラーのリスト・真実の歴史
救出への道―シンドラーのリスト・真実の歴史

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カテゴリー: [アメリカ映画 伝記]

コメント

10年ぐらい前

レンタルで、この映画を見ました。
白黒だけど、黄色い薔薇もカラーでしたっけ?
黒澤明へのオマージュと言う説もあります。

ユダヤ人のスピルバーグが怒りを込めた映画だと言う印象を受けました。
彼は「レイダース」よりもこう言う映画を作りたかったのでしょうか?

ユダヤ人がこれから殺されるのか?そう言う恐怖感を感じながら見ていました。
最後のシンドラーの言葉が悲しかったです。
「車を売れば・・・・。」「金のボタンを売れば・・・・。」

全裸で歩かされるユダヤ人の男女達の場面。
実際あんな感じだったんでしょうね。
酷いです。

間諜X72さんへ

コメントありがとうございます。
黄色い薔薇が、カラーであったかは覚えていませんが、赤い服の女の子は印象的で、はっきり覚えています。
間諜X72さんが、「薔薇が、黄色い」と覚えておられるのであればカラーだったのではないでしょうか。

> 黒澤明へのオマージュと言う説もあります。
初耳です。黒澤明監督のどういう事へのオマージュかを教えていただければ嬉しいです。

スピルバーグさんは、元々「レイダース」のような、エンターテイメントの要素を持つ映画を好んで作っていたと思います。
しかし彼が、ユダヤ人ということもありいずれ、この作品は作りたいと思っていたと思います。
そして色々なジャンルの映画を手掛けていますね。

> 最後のシンドラーの言葉が悲しかったです。
悲しかったですね。そして無念さが伝わってきましたね。

実際は、もっと悲惨だったと思いながら作ったとスピルバーグさん自身が、言われていたのを覚えています。
まったく酷いですね。
それでは、またのご訪問をお待ちしております。

赤い薔薇

申し訳ありません。
僕もうろ覚えなんですよ。
白黒映画の時代、黒澤明監督が映像の一部分だけ赤にしようと思ったら、当時の技術では出来なかった。
そしてスピルバーグがオマージュとして黄色い薔薇だけカラーにしたと言う説があります。
わかっていないのに知ったかぶりしてしあいました。間違っていたら、ごめんなさい!

話変わって、11月はBS-hiで2週間にわたってスティーヴ・マックィーン特集があるんですね。楽しみです。

間諜X72さんへ

こちらこそ、勝手な質問をしまして申し訳ございませんでした。
そういう説があったのですね。
わざわざのご回答をありがとうございました。

11月はBS-hiのスティーヴ・マックィーン特集が、ありますね。
早いもので、来月で没後30年にあたっての番組のようですね。
間諜X72さんもマックィーンがお好きなようで嬉しくなります。
私も楽しみにしています!

それでは、またのご訪問をお待ちしております。

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Author:マックロウ [日本人]
 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

 俳優スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)を敬愛しております。

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