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映画 《 タワーリング・インフェルノ 》

タワーリング・インフェルノ
 1975年に日本公開のアメリカ映画。サンフランシスコに建てられた、地上138階という世界一の超高層ビル「グラス・タワー」。その落成式当日、地下にある発電機のちょっとした故障から、火災が発生。数百人の生命をのみこむ炎の地獄と化して燃え上がる。とり残された人々を救うため、ビル設計者や消防隊長らは救出作戦を実行に移した・・・。アカデミー賞では、撮影賞、編集賞、歌曲賞を受賞したパニック映画の超大作である。

 監督:ジョン・ギラーミン/出演:スティーヴ・マックィーン、ポール・ニューマン、ウィリアム・ホールデン 他。


head_star.gif解説
 超高層ビル火災の大惨事をドラマの中心にすえて、それに直面した人々のさまざまな人間ドラマを鮮烈なヒュ-マニズムで描く超大作。迫力ある火災シーンは無論、個々の登場人物もしっかりと描かれ、長尺にもかかわらず一気に観せている。B級映画やTVシリーズを作っていた製作者アーウィン・アレン(アクション監督も兼任)の一世一代、入魂の作品である。

 スティーヴ・マックィーンとポール・ニューマンのビッグスターの共演作でフェイ・ダナウェイ、ウィリアム・ホールデン、フレッド・アステアなど、まわりを固めるキャストも豪華である。 その後のパニック映画ブームを巻き起こした作品でもある。一流どころを集めたスタッフを見ても、あらゆる面でスケールの大きい作品といえる

タワーリング・インフェルノ

 アメリカの大手映画会社である「20世紀フォックス」と「ワーナー・ブラザース」が別個に企画していたビル火災の映画を内容が似通っていたことと、ビル火災をテーマにしているため製作予算が巨額なことから、合作した。史上初めて共同で製作/提供した作品である。現在では、メジャー同士の合作は珍しくないが、その先陣を切った作品と言ってよい。

 これにより、主としてワーナーの映画に出演していたスティーブ・マックイーンと、20世紀フォックスの映画に出演していたポール・ニューマンの顔合わせが実現した。この2人を含めて数多くの有名俳優をそろえたグランドホテル方式でのパニック映画の先鞭としてその年の興行収入第1位を獲得している。

タワーリング・インフェルノ

 原作は、『The Glass Inferno』(T・N・スコーシア&F・M・ロビンソン)と『The Tower』(R・M・スターン)。「タワーリング・インフェルノ」とは、英語で"そびえ立つ地獄"の意味。マックイーン、ニューマンのどちらがクレジットタイトルの最初に出てくるか注目される中、映画冒頭で二人の名前を同時に出した上で、マックイーンの名を左に据え、ニューマンの名を右側の一段上に据えて対等性を強調する、苦肉の策が取られた。 日本ではパンフレットのキャスト欄やテレビ欄などでは大半がマックイーンを先頭においている。

 本作は製作のアーウィン・アレンを初め、スタッフの多くが、2年前の『ポセイドン・アドベンチャー』製作にも携わっており、その際の特撮技術を応用した。

タワーリング・インフェルノ


head_star.gifあらすじ
 サンフランシスコの空にそびえ立つ138階建ての世界一高い超高層ビル“グラス・タワー"が落成の日を迎えた。工事主任のギディングス(ノーマン・バートン)と打合わせをすませたダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)は婚約者のスーザン・フランクリン(フェイ・ダナウェイ)と久しぶりに二人だけの時間をもった。

 惨事は、そのときすでに始まっていた。“グラス・タワー"の地下室にある発電機が故障したため主任技師のキャラハンが予備の発電機を始動させたとたんショートし、81階にある物置室の配線盤のヒューズが火を発し、燃えながら床に落ちた絶縁体の破片が発動機のマットをくすぶらせ始めたのだ。

タワーリング・インフェルノ

 保安主任ハリー・ジャーニガン(O・J・シンプソン)の緊急報告を受けたダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)は配線工事が自分の設計通りに行われていないのに憤然として、落成式の一時中止をダンカン企業の広報部長ダン・ビグロー(ロバート・ワグナー)に申し入れたが、ジム・ダンカン(ウィリアム・ホールデン)は拒絶した。

 ロバーツはダンカンの義理の息子であるロジャー・シモンズ(リチャード・チェンバレン)に会い、ビルの配線工事を担当した彼の配慮不足を責めたが、あとの祭りだった。81階の物置室から出火した火は拡がり、ロバーツは消防署に急報し、連絡を受けた消火隊は隊長のマイケル・オハラハン(スティーヴ・マックィーン)の統率のもと、ほどなくビルに到着した。

タワーリング・インフェルノ

 オハラハンはただちにロバーツと“グラス・タワー"の設計図を検討した上、79階に司令センターを設置、ダンカンに緊急避難を令じた。81階の火が他に移り始めてエレベーターにも危険が迫っていることを察知したオハラハンは展望エレベーターを利用するよう令じたがすでに大混乱が始まっていた。

 地上からの救援だけでは間に合わぬことを知ると、オハラハンは海軍のヘリコプターに空からの救援を依頼したが、強風のためビルに近づくことができず、かろうじて近づいた一機もビルに激突して炎上した。“グラス・タワー"は今や完全にひとつの巨大な溶鉱炉と化していた・・・。

≪キネマ旬報より抜粋≫



トレーラー


「メインタイトル」サウンドトラック


「ウィ・メイ・ネバー・ラブ・ライク・ジス・アゲイン」 by モーリン・マクガヴァン


head_star.gifひと口コメント
公開当時、映画館で観て衝撃を受けた作品です。


原題:The Towering Inferno
公開:1974年(アメリカ)、1975年(日本)
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス=ワーナー・ブラザーズ
上映時間:165分


head_star.gifキャスト
スティーヴ・マックィーン、ポール・ニューマン、ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステア、O・J・シンプソン、リチャード・チェンバレン、スーザン・ブレイクリー、ロバート・ヴォーン、ロバート・ワグナー、ジェニファー・ジョーンズ、スーザン・フラナリー、シーラ・マシューズ、ノーマン・バートン、ジャック・コリンズ、ドン・ゴードン、フェルトン・ペリー、グレゴリー・シエラ、ダブニー・コールマン、マイク・ルッキンランド、キャロル・マケヴォイ、カリーナ・ガワー、ジョン・クロフォード、アーニー・オルサッティ


head_star.gifスタッフ
監督:ジョン・ギラーミン、アーウィン・アレン
製作:アーウィン・アレン
アクションシーン監督:アーウィン・アレン
アソシエイト・プロデューサー:シドニー・マーシャル
原作:リチャード・マーティン・スターン(ザ・タワー)、トーマス・N・スコーシア、フランク・M・ロビンスン(ザ・グラス・インフェルノ)
脚本:スターリング・シリファント
撮影:フレッド・J・コーネカンプ、ジョゼフ・バイロック
特撮: L・B・アボット
編集:カール・クレス、ハロルド・F・クレス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
作詞作曲:アル・カシャ、ジョエル・ハーシュホーン
主題歌:「We May Never Love Like This Again」モーリン・マクガヴァン


head_star.gif受賞歴
第47回アカデミー賞受賞:撮影賞(フレッド・コーネカンプ、ジョセフ・バイロック)/編集賞(ハロルド・F・クレス、カール・クレス)/歌曲賞(アル・カシャ、ジョエル・ハーシュホーン)
第32回ゴールデングローブ賞:助演男優賞(フレッド・アステア)/有望若手女優賞(スーザン・フラナリー)
第29回英国アカデミー賞:助演男優賞(フレッド・アステア)


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コメント

二大スター

スティーヴ・マックィーンとポール・ニューマン。二大スターががぶり四つ。
ポスターも当時話題になったようです。
ウィリアム・ホールデンの娘婿役のリチャード・チェンバレンが一人で悪い部分を引き受けていますね。
自分だけ逃げようとするチェンバレンに「恥を知れ!」と言って一緒に死ぬ市長役がロバート・ヴォーン。またまた彼はこう言う役が似合います。
付き合っている女性の前で、かっこいい台詞を言って焼死するロバート・ワグナー。
小さい子供を守って転落死するジェニファー・ジョーンズ。
悲しかったです。

ラスト。
「この次にビルを建てる時には電話で報せてくれよ。」
「この焼けビルは修復しないで、このまま保存しておくべきかもしれない。人類の思い上がりの象徴として。」
映画評論家の猪俣勝人先生(1911年~1979年)が「人類と言う言葉をアメリカ人と帰れば、それはヒロシマ、ナガサキへの原爆を投下した事を悔いるアメリカ人の良心と同質の言葉と聞かれないでもない。しかし、それを人類のせいにしているところに、このいかにも誠実そうな言葉の中に、アメリカ人の腹の中をまざまざと見せつけられる思いがする。」と書いています。

何はともあれ、マックィーンとニューマンのガブリ四つ。かっこいいです!

間諜X72さんへ

コメントありがとうございます。
二大スターの共演は、当時話題になりましたね。
リチャード・チェンバレン、ロバート・ヴォーン、ロバート・ワグナー好演ですね。
フレッド・アステアも良い味出しています。
転落死するジェニファー・ジョーンズが悲しかったのもそうなのですが、
私は、出演時間が短かったのも残念で悲しかったです。

映画評論家の猪俣勝人先生は、そういう事を書かれていたのですね。
参考にさせていただきます。
マックィーンとニューマンの共演、観ごたえありましたね!
それでは、またのご訪問をお待ちしております。

タイタニック同様、人間のおごりが 招いた惨事だ

タワーリングインフェルノは テレビの放映でみました。
マックイーンすきなんですね。あと、アカデミー賞で撮影賞と編集賞は納得できるとして 賞の主要部門じゃないにしても 主題歌賞を受賞とは意外でしたね。パニック映画で主題歌賞って・・・ボクの固定観念で 恋愛ロマンスや社会ドラマ あるいはコメディなら 主題歌賞を獲れると思ってましたもん。

 
さて本題。 ビルのオーナーの娘婿が予算を減らすために 正規のビル用の電気配線を ビル用に不向きな電気配線・・・つまり 安い電気配線を使用するお粗末さ。


 案の定、大電流に耐え切れず 焼き切れてしまったことがこの惨事に・・・

 ポール・ニューマン演じた設計士が娘婿に激怒
「何考えてるんだ!! 予算を減らしたいなら ビルの高さを減らせばよかったんだ!このビルはただのハリボテだ」

 しかも避難する際は 来客をおしのけ 我先にゴンドラに乗って逃げようとする有様。火災は自分の責任なのにあきれました。

 火が鎮火したあとの設計士のセリフ
「このビルは このまま残しておこう。人間のおごりが招いた 象徴として」

 最後にマックイーン演じた消防隊長のセリフも
「死者が200人なんて信じられない。もし またビルを建てるならオレをよんでくれ」 と言ったのが印象的でした。

 人間の おごり、虚栄のむなしさ タイタニックと同じです。

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Author:マックロウ [日本人]
 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

 俳優スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)を敬愛しております。

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