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映画 《 硫黄島からの手紙 》

映画 《 硫黄島からの手紙 》
 クリント・イーストウッド監督による戦争映画の傑作。ロサンゼルス映画批評家協会賞では作品賞を始め、多数の映画賞を受賞した。2006年、硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか……。

 監督:クリント・イーストウッド/出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志 他。


星解説
 太平洋戦争で5日間で終わるとされた、圧倒的な兵力のアメリカ軍との壮絶を極めた硫黄島の戦いを36日間戦い抜いた栗林忠道中将指揮による日本兵たちの素顔と、祖国に残された家族らの想いが発見された手紙から明かされていくという日本側の視点から描いている。硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた『硫黄島』2部作の「父親たちの星条旗」に続く第2弾。劇中の栗林忠道中将の手紙は、彼の手紙を後にまとめた『「玉砕総指揮官」の絵手紙』に基づいている。監督やスタッフは『父親たちの星条旗』と同じくクリント・イーストウッドらがそのまま手掛けた。当初のタイトルは『Red Sun, Black Sand』。日本国内でのテレビスポットにHDが採用された最初の作品である。

映画 《 硫黄島からの手紙 》

 監督は、日本人を起用する方向だったが、本作の構想を練る際に「黒澤なら完璧なのに」ともらして、前作『父親たちの星条旗』を撮影中にイーストウッド本人が自らでメガホンを取る意思を固めたという。資料を集める際に日本軍兵士もアメリカ側の兵士と変わらない事がわかったというのがその理由である。撮影の大部分は、カリフォルニア州バーストゥ近郊の噴石丘と溶岩層で出来た地帯であるピスガ・クレーター周辺で行われた。戦闘シーンやCGの一部は『父親たちの星条旗』からの流用である。硫黄島での映画ロケが、1日だけ東京都から許可され、このとき撮影された映像は、栗林中将が防衛計画を立てるために海岸の調査を行うシーンや、オープニングで摺鉢山頂上に建立されている硫黄島の日本軍側慰霊碑から、島全体を見下ろしていくシーンなどに使用された。

映画 《 硫黄島からの手紙 》

 それまでのアメリカ映画では、日本を描いた作品や日本人の設定でありながらも、肝心の俳優には中国系や東南アジア系、日系アメリカ人等が起用されたり、日本語に妙な訛りや文法の間違いが目立ち、逆に英語を流暢に話すといった不自然さが目立つことが多かったが、本作ではステレオタイプな日本の描写や違和感のあるシーンが少なく、日本に対して多大なる敬意を払って本作を作り上げたことがうかがえる。アメリカでの評判も極めて高く、第79回アカデミー賞の作品賞・監督賞・脚本賞・音響編集賞にノミネートされ、音響編集賞を受賞した。日本語の映画が外国語映画賞ではなく作品賞にノミネートされるのは初めてのことで、外国語映画としては7本目である。

映画 《 硫黄島からの手紙 》

 キャストは、イーストウッドが以前会った事があって出演を直訴した渡辺謙を除き、全員がオーディションで選定された。二宮和也 、加瀬亮 、伊原剛志 、中村獅童 、山口貴史 、尾崎英二郎 が日本本土から起用され、その他台詞のある出演者はすべて米国内で選抜された日本人俳優である。西郷役は二宮和也に感銘した監督が新たにつくった役であり、このため当初の映画のストーリーを変更している。本作以前にも、『ラストサムライ』等のように日本人が日本語で演技をするアメリカ映画は存在するが、日本人が主人公で、なおかつ全編日本語のアメリカ映画は、初めてである。本作では、アメリカ人は栗林中将の回想シーンとその他大勢の敵兵と捕虜一人の脇役しか登場せず、イーストウッドは本作を「日本映画」と呼んだほどである。

映画 《 硫黄島からの手紙 》


星あらすじ
 2006年、硫黄島。地中から数百通もの手紙が発見された。それはかつてこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった……。戦況が悪化の一途を辿る1944年6月。陸軍中将・栗林忠道(渡辺謙)が硫黄島に指揮官としてやってきた。アメリカ留学の経験を持つ栗林の、常識に捉われないやり方は古参の将校たちの反発を呼ぶ。栗林の防衛戦略は、島中にトンネルを張り巡らし、地下要塞を作り上げるというものだった。945年2月19日、ついにアメリカ軍が上陸する。戦いは36日間にも及ぶ激戦となった。徐々に退却を強いられていく日本軍。玉砕を求める部下に、栗林は最後まで戦いぬけと命令した。

映画 《 硫黄島からの手紙 》

 妻子を国に残してきたパン職人の西郷(二宮和也)は、憲兵隊のスパイかと疑っていた清水(加瀬亮)と共に、自決を命じる上官のもとから逃げ出した。実は清水は本国で問題を起こして憲兵隊を追放された男だった。やがて二人は軍人らしく玉砕を貫こうとする伊藤中尉(中村獅童)に出会い、処刑されそうになる。それを助けたのは他ならぬ栗林だった。しかし、やがて脱走した清水はアメリカ兵に殺されてしまう。状況は切迫し、伊藤を中心とした栗林に反発する者たちが勝手な行動を取り始めた。そんな中、栗林の数少ない理解者である西中佐(伊原剛志)も命を落としていく。

映画 《 硫黄島からの手紙 》

 進退窮まった栗林は、ついにアメリカ軍に最終攻撃をかけた。撃たれ、倒れていく兵士たち。激戦の中、栗林も瀕死の重傷を負う。そんな栗林のもとに西郷がやってきた。自分が死んだら埋めてくれと言い残し、自決する栗林。その遺体を埋めた西郷のまわりをアメリカ兵が取り囲む。そのうちのひとりが栗林の拳銃をベルトに挟んでいるのを見た時、西郷は突然狂ったようにシャベルを振り回し始めた。アメリカ兵に取り押さえられる西郷。激戦の数少ない生き残りとして担架に乗せられた西郷が見たのは硫黄島の海に沈む赤い夕陽だった……。
≪キネマ旬報より抜粋≫



予告編


メイン・テーマ(サウンドトラック)


原題:Letters from Iwo Jima
製作年:2006年
公開年:2006年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース
上映時間:141分


星キャスト
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、松崎悠希、中村獅童、裕木奈江、ルーク・エバール、マーク・モーゼス、ロクサーヌ・ハート、尾崎英二郎


星スタッフ
監督:クリント・イーストウッド
製作総指揮:ポール・ハギス
製作:クリント・イーストウッド、スティーヴン・スピルバーグ、ロバート・ロレンツ
原作:栗林忠道『「玉砕総指揮官」の絵手紙』(小学館文庫刊)吉田津由子(編)
原案:アイリス・ヤマシタ、ポール・ハギス
脚本:アイリス・ヤマシタ
撮影:トム・スターン
美術:ヘンリー・バムステッド、ジェームズ・J・ムラカミ
衣装デザイン:デボラ・ホッパー
編集:ジョエル・コックス、ゲイリー・D・ローチ
音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス
衣装:デボラ・ホッパー


星受賞歴
第79回アカデミー賞:音響賞(編集)(アラン・ロバート・マーレイ、バブ・アスマン)
第32回ロサンゼルス映画批評家協会賞:作品賞
第64回ゴールデン・グローブ賞:外国語映画賞
第12回放送映画批評家協会賞:外国語映画賞
第31回日本アカデミー賞:外国作品賞


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硫黄島からの手紙 オリジナル・サウンドトラック
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「玉砕総指揮官」の絵手紙 (小学館文庫)
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カテゴリー: [アメリカ映画 戦争]

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 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

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