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映画 《 戦争のはらわた 》

映画 《 戦争のはらわた 》
 サム・ペキンパー監督による戦争映画の傑作。第二次大戦中、ドイツの敗色が見え始めた1943年、ロシア戦線。ドイツ軍の一中隊を舞台に、人間味ある伍長と冷徹な中隊長との確執、最高の名誉とされた“鉄十字章”をめぐるドロドロの人間模様と砲弾の飛び交う中、泥と血にまみれた人間たちが激しく殺し合う……。

 監督:サム・ペキンパー/出演:ジェームズ・コバーン、マクシミリアン・シェル、センタ・バーガー 他。


星解説
 ロシア戦線でくりひろげられるドイツ軍の一中隊の部下からの信頼の厚い伍長と名誉欲に憑かれた大尉の泥と血にまみれた人間模様をリアルに大迫力で描いている。原題の『Cross of Iron』は、ドイツ軍の鉄十字勲章のことである。視点がドイツ軍側になっていることは、それまでの連合軍側視点中心の戦争映画と一線を画している。

 サム・ペキンパーがワイルドバンチで確立した「血しぶきと破片、硝煙の飛び散る銃撃描写を、超スローモーションで映し出す」という手法を、持ち込んでいる。細かいカット割りを重ねた独特の編集と相まって、すさまじい迫力を生み出している。オープニングの、実写フィルムを利用したヒトラーユーゲントの登山シーンのバックに流れる童謡 『Hanschen Klein(幼いハンス)(唱歌「蝶々」作詞:野村秋足)』は、劇中の戦闘シーンと鮮烈な対比を見せている。

映画 《 戦争のはらわた 》

 本作品はウィリー・ハインリッヒの『Willing Flesh(1956年)』を原作としている。ヨーロッパ版ではドイツ語に吹きかえられたバージョンもある。銃器などの装備については、できるだけ史実に近いものを使用されている。ソ連兵のヘルメットは、形の良く似たイタリア軍の物を使っている。

 監督のサム・ペキンパーは『スーパーマン』『キングコング(76年のリメイク版)』の二大超大作のオファーを断り、この作品を監督した。好評だった本作品の続編としてヴォルフ・C・ハルトヴィッヒが『戦場の黄金律 戦争のはらわたII(Breakthrough Sergeant Steiner Steiner - Das Eiserne Kreuz 2)』を1978年に製作、公開したが監督、俳優、ともに本作との関連はない。

映画 《 戦争のはらわた 》


星あらすじ
 '43年ロシア戦線。一時はスターリングラードまで侵攻したドイツ軍も、今やソ連軍の猛反撃にあい、後退の連日だ。最前戦を死守するブラント大佐(ジェームズ・メイソン)の連隊は、地獄の日々であり、兵隊達には祖国の栄誉も何もなかった。生きのびるための戦いだ。

 ある日、新任の中隊長としてストランスキー大尉(マクシミリアン・シェル)が派遣されて来た。貴族の末裔で名誉欲が強く、ヒットラーから贈られる“鉄十字章”の栄誉獲得に執念を抱いている男だ。ブラント大佐と副官キーズリー大尉(デイヴィッド・ワーナー)は、この男をみて溜息をついた。

映画 《 戦争のはらわた 》

 なぜなら、連隊一の戦闘能力を持つスタイナー伍長(ジェームズ・コバーン)と性が合いそうもないからだ。襲撃作戦の翌日、ストランスキーはスタイナーの功績を上申し、彼を軍曹に進級させる。十字章を手に入れるには彼を味方にする方が得だからだ。だがスタイナーは、進級など俺には関係ないという。

 数日後、スタイナーは重傷をおい、入院中に鉄十字章が送られた。しかし、彼は喜ばない。むしろ慰問に来た将軍の尊大な態度にハラがたつ。看護婦エド(センタ・バーガー)との愛もおき、再び彼は前線の友の元へ戻っていった。再会したストランスキーは、鉄十字章は俺のおかげでもらえたのだと、恩着せがましく言う。

映画 《 戦争のはらわた 》

 そして今度は戦死した中尉に書かせたデッチ上げの報告書にスタイナーの署名をさせ、ストランスキーへの鉄十字章を請求させようとした。ことわるスタイナー。やがて、退却命令が下ったが、頭にきたストランスキーはスタイナーを前線に出させ、彼を戦死させようとした。彼が死ねば、彼の署名なしでも報告書は有効になるからだ。だが、彼は死なない。

 ソ連兵に化けた彼の小隊は、やがてストランスキーの策略で味方に機銃掃射されてしまう。愛する部下を殺され怒り狂ったスタイナーは敵の砲火の中あまりの激戦のため逃げようとするストランスキーを追いつめる……。
≪キネマ旬報より抜粋≫



予告編(日本版・リバイバル)


オープニング


原題:Cross of Iron
製作年:1976年
公開年:1977年
製作国:西ドイツ、イギリス
配給:富士映画
上映時間:133分


星キャスト
ジェームズ・コバーン、マクシミリアン・シェル、センタ・バーガー、デヴィッド・ワーナー、ジェームズ・メイソン、クラウス・レーヴィッチェ、アルトゥール・ブラウス、ブルクハルト・ドリースト、ロジャー・フリッツ


星スタッフ
監督:サム・ペキンパー
製作:ウォルフ・C・ハルトウィッヒ
原作:ウィリー・ハインリッヒ
脚本:ジュリアス・J・エプスタイン、ハーバート・アスモディ
撮影:ジョン・コキロン
音楽:アーネスト・ゴールド


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 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

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