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映画 《 わらの犬 》

映画 《 わらの犬 》
 サム・ペキンパー監督によるサスペンス・バイオレンス映画の傑作。平和主義者の宇宙数学者デビッド(ダスティン・ホフマン)は、静かな生活を求めてアメリカから妻エミー(スーザン・ジョージ)の故郷でもあるイギリスの片田舎に移り住んだ。しかし、そこにも暴力は存在しており、度重なる仕打ちに、ついにデビッドの内に潜む暴力性が目覚めていく……。

 監督:サム・ペキンパー/出演:ダスティン・ホフマン、スーザン・ジョージ、ピーター・ヴォーン 他。


星解説
 暴力が横行する現代アメリカから平和を求めて、イギリスの片田舎に妻とともに逃れてきた平和主義の若い数学者が周囲からの卑劣な仕打ちに耐えかねた挙句、次第に自分の内に潜む暴力性を爆発させてしまう姿を描いている。西部劇で知られるサム・ペキンパーの、長編映画としては初の現代劇で諸作品の中でも特に異彩を放つ問題作である。イギリスの作家ゴードン・M・ウィリアムズのベストセラー小説『トレンチャー農場の包囲』を原作としている。

映画 《 わらの犬 》

 原題のSTRAW DOGS(わらの犬たち)は、『天と地は無常であり、無数の生き物をわらの犬として扱う。賢人は無情であり、人間たちをわらの犬として扱う』という中国の思想家老子の語録の中から引用したもので、わらの犬は、『護身のために焼く、取るに足らない存在にすぎない』という意味である。1970年代には、被害者が加害者に対して、過激な暴力で復讐する映画が多数、製作された。映画評論家のS・S・ブラウラー(「カリガリ博士の子供たち」の著者)はその状況を「わらの犬症候群」と呼んだ。

映画 《 わらの犬 》


星あらすじ
 現代。アメリカの若い宇宙数学者デビッド(ダスティン・ホフマン)は、自らの平和主義の信念に従い、暴力に満ちたアメリカの現体制に反発し、エミー(スーザン・ジョージ)と共にイギリスに渡った。コーンウォール州の片田舎にある農家に住み、何ものにも煩わされることなく数学の研究に専念し、書物にしようと考えていた。エミーもコーンウォール出身で、この村に移ってくるとたちまち村の若者の眼をひいた。

 デビッド夫妻は農家に落ち着くと、早速職人たちを雇って納屋の修理をさせることにした。ところが、その中に、エミーがデビッドと結婚する前に肉体関係のあったベナー(デル・ヘナー)がいたのだ。ある日、デビッドが村の若者たちにすすめられ、彼らがあらかじめ用意しておいた狩場へ鳥を撃ちに出かけた留守中に、彼を誘いだす計画をたてたベナーとスカットがエミーに暴行を加えた。

映画 《 わらの犬 》

 数日後、村の教会で村人たちの懇親会が開かれ、デビッド夫妻もそれに出席した。懇親会はなごやかな雰囲気の中で行なわれたが、エミーは楽しめなかった。彼女の記憶の中に、ベナーたちに犯された時の恐怖と苦痛、それらの感情と矛盾した歓びに似た感情が交錯していたのだ。だがデビッド夫妻の運命を狂わせる事件は、そのなごやかな雰囲気の懇親会が発端だった。懇親会に出席していた精神薄弱者のジョン・ナイルス(ピーター・アーン)が村の行動的な娘エマに誘い出され、納屋に入った。

 エマの兄ボビーは、エマがジョンと行方をくらましたことを父親トム・ヘッドン(ピーター・ヴォーン)に告げるとトムは怒り狂い、次男のバーティーも呼んで、2人を探しにでかけた。一方納屋の中で隠れていたジョンは、彼女をヘッドン一家が探しだしにきた気配を感じ急にあわてだした。エマは思わず悲鳴をあげた。狼狽したジョンは両手で彼女の口をふさごうとしたが、遂に首を絞め死に至らしめた。

映画 《 わらの犬 》

 ジョンは自分の過失の重大さに気づき、濃霧の中を道路に飛びだした。一方、デビッドとエミーは懇親会の帰途、車が村端に差し掛かると、突然ヘッドライトの中にジョンが飛び込んできた。デビッドは驚いて車を止めたが間に合わなかった。ジョンは車にはねられ傷を負った。デビッドはジョンを家に連れて帰り傷の手当てをした後、村の酒場に連絡し医師をよこすよう依頼した。

 ちょうどその酒場には、ジョンを探し回っていたヘッドン一家がいたため、彼らは直ちにデビッドの家に押しかけ、ジョンの引き渡しを要求してきた。だがデイヴィッドはこれを聞き入れようとはしなかった。彼を渡せば、なぶり殺しにされてしまうことが火を見るより明らかだからだ……。
≪キネマ旬報より抜粋≫



トレーラー


トレーラー2


サウンドトラック(ジェリー・フィールディング)


星ひと口コメント
ダスティン・ホフマン出演の映画は前記事『卒業』が初めて観た作品で、その後に本作品を観たのですが、俳優としての凄さを認識した作品です。


原題:Straw Dogs
製作年:1971年
公開年:1972年
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス
上映時間:115分


星キャスト
ダスティン・ホフマン、スーザン・ジョージ、ピーター・ヴォーン、ピーター・アーン、T・P・マッケンナ、デヴィッド・ワーナー、クロエ・フランクス、デル・ヘナー


星スタッフ
監督:サム・ペキンパー
製作:ダニエル・メルニック
原作:ゴードン・M・ウィリアムズ
脚本:サム・ペキンパー、デヴィッド・Z・グッドマン
撮影:ジョン・コキロン
音楽:ジェリー・フィールディング
編集:ポール・デイヴィス、ロジャー・スポティスウッド、トニー・ローソン


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 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

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