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映画 《 ローマの休日 》

ローマの休日
 1954年に日本公開のアメリカ映画。堅苦しい公式訪問に嫌気がさしたヨーロッパ王室の王位継承者アン王女は、旅行中にこっそり宿泊先を抜け出してローマの町へ1人でとび出す。そして、偶然知り合った新聞記者ジョーと、気ままな休日を過ごして恋に落ちる。王女と気づいたジョーは特ダネに飛びつく……。アカデミー賞では主演女優賞(オードリー・ヘプバーン)、衣装デザイン(白黒)賞、原案賞の3部門を受賞した映画史上に残る名作。

 監督:ウィリアム・ワイラー/出演:オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバート 他。


星解説
 美しいローマの観光名所を舞台に、王女と新聞記者のつかの間のロマンチックで切ない恋を描いている。本作がアメリカ映画初主演のオードリー・ヘプバーンは、魅力のあるアン王女を演じてアカデミー主演女優賞を獲得した。

真実の口、スペイン広場、パンテオンなどのローマの名所を背景にスクーターのベスパなどを用いて華麗なファッションと秀逸な演出が、数々の映画史上に残る名場面を創り上げた。

 原題の"Roman Holiday"とは、ローマ帝国時代、一般の休日に奴隷の剣闘士を戦わせる見世物を市民たちが楽しんだことから「他人を苦しめ楽しむ」「面白いスキャンダル」といった意味がある。

ローマの休日

 1950年代初期、アメリカ本国では「赤狩り」と呼ばれる共産主義者排斥運動が行われた。映画産業はハリウッド・テンと呼ばれた人物たちがパージされ、本作の脚本家であるダルトン・トランボもその一人だった。このため友人の脚本家イアン・ハンター名儀で参加をしていた。

 当時のアメリカの俳優や監督は、国内の監視を逃れて外国での撮影を好む傾向があった。人件費が安く済む点ヨーロッパの文化はアメリカの観客も受容しやすかった点なども海外ロケの要因にある。イタリア側も映画産業に対し協力的で、これは観光産業が目的であった。

 繊維産業により外貨を稼ぎたかった欧米のメッセージは大きな反響を呼び、オードリー・ヘプバーンも「ヘプバーンと言えばジバンシィ」とされるほど、映画のみならずファッション革命のヒロインに成長していく。

ローマの休日

 オードリー・ヘプバーンはアメリカでは無名に近い存在で、当時の女優からすれば痩せすぎな体型だったが、当時ブロードウェイで上演されていた『ジジ』の主役をつとめており、その演技を見たウィリアム・ワイラー監督がヒロイン起用を決めた。グレゴリー・ペックも彼女の才能を認め、新人であるにもかかわらず自分と同等のクレジットを与えることに同意した。

 真実の口のシーンにおいて、ヘプバーンの自然な演技を期待し、ヘプバーンに黙ってあたかも本当に手が挟まれ取られてしまうように図った。そのようなことが起こることを知らなかったヘプバーンの演技は自然で、2人を十分満足させるものであり、1テイクだけでOKがでた。

本作は、1999年にアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録された。公開後、色々なメディアで数多くのリメイクや影響を受けた作品が製作されている。

ローマの休日


星あらすじ
 ヨーロッパの各国を親善旅行中のある小国の王女アン(オードリー・ヘプバーン)がローマを訪れたとき、重なる固苦しい日程で王女は少々神経衰弱気味だった。侍医は王女に鎮静剤を飲ませたが、疲労のためかえって目が冴えて眠れなくなって、侍従がいないのをよいことに王女はひとりで街へ出て見る気になった。

 が、街を歩いているうちに薬がきいてきて広場のベンチで寝こんでしまった。そこへ通りかかったアメリカの新聞記者ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)は、彼女を王女とは知らず、助けおこして自分のアパートへ連れ帰った。

ローマの休日

 翌朝、彼女が王女であることを知ったジョーは、これこそ特ダネ記事をものにするチャンスと思い、ローマ見物の案内役をひきうけた。アン王女はジョーの魂胆も知らず、まず床屋で髪を短く切らせ、1日中のびのびと遊び歩いた。ジョーの同僚のカメラマン、アーヴィングは、隠しもった小型カメラでぬけ目なく王女の行動をスナップした。

 一方、王女失踪で大使館は上を下への大騒ぎ、しかし、世間に公表するわけにも行かず、本国から秘密探偵をよびよせて捜査に当らせた。夜になってアン王女が遊覧船の上でジョーとダンスを楽しんでいるところへ秘密探偵が現れ、ジョーとの間に時ならぬ争いが起った。

ローマの休日

 ジョーとアン王女は河にとびこんで追手の眼を逃れることができたが、その間に、2人の胸には深い恋ごころが起っていた。河べりの闇の中で、2人は熱い接吻をかわした。だが、この恋はとうてい望みがない、ジョーはアン王女を大使館に送りとどけ、特ダネ用のメモをこなごなに引きさいた。

≪キネマ旬報より抜粋≫



トレーラー


オードリー・ヘプバーン


キスシーン


原題:Roman Holiday
製作年:1953年
公開年:1954年
製作国:アメリカ
配給:パラマウント映画
上映時間:118分


星キャスト
オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバート、テュリオ・カルミナティ、パオロ・カルソーニ、ハートリー・パワー、マーガレット・ローリングス、ハーコート・ウィリアムズ、Claudio Ermelli、Paola Borboni、アルフッド・リッツォ、Laura Solari、Gorella Gori


星スタッフ
監督:ウィリアム・ワイラー
製作:ウィリアム・ワイラー
原作:ダルトン・トランボ(イアン・マクレラン・ハンター名義)
脚本:イアン・マクレラン・ハンター、ジョン・ダイトン、ダルトン・トランボ(イアン・マクレラン・ハンター名義)
撮影:フランク・F・プラナー、アンリ・アルカン
編集:ロバート・スウィンク
音楽:ジョルジュ・オーリック
美術:ハル・ペレイラ、ウォルター・タイラー
作詞:ジョルジュ・オーリック
録音:Joreph De Bretagne
衣装デザイン:イデス・ヘッド


星受賞歴
第26回アカデミー賞:主演女優賞(オードリー・ヘプバーン)/原案賞(イアン・マクレラン・ハンター)/衣装デザイン賞(白黒)(イデス・ヘッド)
第19回ニューヨーク映画批評家協会賞:女優賞(オードリー・ヘプバーン)
第7回英国アカデミー賞:女優賞(国内)(オードリー・ヘプバーン)
※アカデミー賞選考委員会は1993年にドルトン・トランボへ最優秀脚本賞を贈呈しているが、本人が亡くなっていたため未亡人が代わりに受賞した。


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 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

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