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映画 《 十二人の怒れる男(1957) 》

十二人の怒れる男(1957)
 1959年に日本公開のアメリカ映画。17歳の少年による殺人事件の裁判で、12人の陪審員中11人は有罪に投票するが、ひとりだけ証拠に疑問を持ち無罪を主張。白熱する議論と説得の中、ひとり、またひとりと無罪の方へ心が傾いていく……。ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した名作。

 監督:シドニー・ルメット/出演:ヘンリー・フォンダ、リー・J・コッブ、エド・ベグリー 他。


星解説
 密室の中、殺人容疑をかけられた青年を裁く、決して名前が明かされることのない12人の陪審員たちの討論を描いている。

 殺人容疑の青年に対し、11人の陪審員が有罪と判定したが、1人の陪審員が異議を唱えたことから時には感情的に、時には論理的に展開される白熱の討論が始まり、緊張した時間を俳優たちの迫真の演技により映し出す。

 テレビドラマ版の原作者レジナルド・ローズが本作でも脚本を担当し、テレビ版を演出した社会派の名匠シドニー・ルメットが本作品で監督デビューを果たした。

十二人の怒れる男(1957)

 テレビドラマ版を見て感銘を受けたヘンリー・フォンダは、プロデュースと主演を務めた。制作費は約35万ドルという超低予算で、撮影日数はわずか2週間ほどの短期間で製作された。

 本作公開後、映画・テレビ映画のリメイクや舞台化、影響を受けた舞台化、日本でも舞台化や脚色した舞台化がされている。2007年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。

十二人の怒れる男(1957)


星あらすじ
 ニューヨークの法廷で殺人事件の審理が終わった。被告は17歳の少年で、日頃から不良といわれ、飛び出しナイフで実父を殺した容疑だった。12人の陪審員が評決のため陪審室に引きあげてきた。夏の暑い日で彼らは疲れきっており、早く評決を済ませ家に帰りたがっていた。

 第1回の評決は11対1で有罪が圧倒的、しかし、判決は全員一致でなければならなかった。無罪は第8番(ヘンリー・フォンダ)ただ1人。彼は不幸な少年の身の上に同情し、犯人かもしれないが有罪の証拠がないといった。

十二人の怒れる男(1957)

 第3番(リー・J・コッブ)が証拠を読みあげた。殺人の行われた部屋の真下に住む老人が、当日の夜、少年が“殺してやる!”と叫んだのを聞いた。その直後、老人は少年を廊下でみかけた。警察は被害者の胸に飛び出しナイフが刺っているのを発見した。逮捕された少年はその時間に映画を見ていたという。だがその題名は思い出せなかった。

 第10番(エド・ベグリー)は殺人現場の向う側に、高架鉄道をはさんで住んでいる老婦人が、折から通過した回送電車の窓越しに、犯行を目撃した事実を指摘した。

十二人の怒れる男(1957)

 第6番(エドワード・ビンズ)は親子の仲が日頃から悪いことを重要視した。これに対し第8番はこれらの証言にも、万が一間違いがあるかもしれないと反駁した。

 陪審員たちは凶器のナイフを再検討した。被告はナイフを買ったことは認めたが、落としてなくしたという。警察は形が特別なもので、被告のものが凶器だと主張した。

 第8番は同形のナイフを自分のポケットから取り出した。この効果はあった。2度目の評決で第9番目(ジョセフ・スィーニー)が無罪に変わった。味方を得た第8番は、証言の不確かさを次々と反駁していった。

十二人の怒れる男(1957)

 第11番(ジョージ・ヴォスコヴェック)は少年が犯人なら、なぜ捕まるとわかっている自宅に帰ったのかと疑った。3回目の評決がとられた。無罪が4人に増えた。

 第2番(ジョン・フィードラー)が傷口のことにふれた。第5番(ジャック・クラグマン)は飛び出しナイフなら傷口の角度が逆だという。第8番の科学的な分析と、粘り強い説得で、第7番(ジャック・ウォーデン)、第1番(マーティン・バルサム)と第12番(ロバート・ウェッバー)が無罪の側についた。

 いまだに有罪を主張するのは頑固な第3番と、第4番(E・G・マーシャル)と狂信的な第10番だけ。その時、第9番は第4番のかけている眼鏡から思いつき、証人の女が近眼で、彼女の証言が嘘だと指摘した・・・。

≪キネマ旬報より抜粋≫



トレーラー


原題:12 Angry Men
製作年:1957年
公開年:1957年(アメリカ)、1959年(日本)
製作国:アメリカ
配給:松竹セレクト
上映時間:95分


星キャスト
ヘンリー・フォンダ、リー・J・コッブ、エド・ベグリー、マーティン・バルサム、E・G・マーシャル、ジャック・クラグマン、ジョン・フィードラー、ジョージ・ヴォスコヴェック、ロバート・ウェッバー、エドワード・ビンズ、ジョセフ・スィーニー、ジャック・ウォーデン


星スタッフ
監督:シドニー・ルメット
製作:レジナルド・ローズ、ヘンリー・フォンダ
原作:レジナルド・ローズ
脚本:レジナルド・ローズ
撮影:ボリス・カウフマン
音楽:ケニヨン・ホプキンス
編集:カール・ラーナー
美術:Robert Markell


星受賞歴
第7回ベルリン国際映画祭:金熊賞/国際カトリック映画事務局賞
第11回英国アカデミー賞:男優賞(国外)(ヘンリー・フォンダ)


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| 映画 | 洋画 | 邦画 |

カテゴリー: [アメリカ映画 法廷]

コメント

素晴らしい!

『12人の怒れる男』このタイトルを見るだけで私は今でも鳥肌がたちます。初めて見たのは15年程前でその時すでに40年前の作品でした。『白黒だし眠くなっちゃうカナ?』と期待もしないで見始めたハタチの女の子がぐぐっっと引き込まれ15年たった今もあの時の緊張感と『すごい映画を見てしまった!』という感動を忘れる事ができません。なんのへんてつもないただの部屋の中で繰り広げられる展開は本当に目が離せず、12人の俳優サン達の演技力に感服でした。日本で舞台化されたり似たようなタイトルのお芝居も出たりしたようですがこのずっとずっと昔の白黒映画が私は今でも大好きです。

> おたる12 様

コメントありがとうございます。

タイトルを見るだけで鳥肌がたちますか。凄いですね。

『期待もしないで初めて観た作品が、感動を忘れる事ができない』
そういう作品にめぐり逢えた事は、素晴らしい事ですね。
12人の名優たちの演技は、目を見張るものがありましたよね。

>ずっとずっと昔の白黒映画が私は今でも大好きです。
私はこの作品を初めて観たのは20年程前で、27歳ぐらいでした。
昔の映画でも良い作品は心に残り、この映画は私も大好きです。

素敵なコメントありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしております。

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 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

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