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愛と哀しみのボレロ

愛と哀しみのボレロ
 1981年に公開のフランス映画。1930年代のモスクワ、パリ、ベルリン、ニューヨークに始まる。4人の芸術家たちは戦争に遭遇し、過酷な戦後をも生き抜く。そして1980年、ユニセフのチャリティ・コンサートのためにパリ・トロカデロ広場に彼らは集まる・・・。クロード・ルルーシュ監督の傑作である。ジョルジュ・ドンによるバレエのボレロが強い印象を残す。

 監督:クロード・ルルーシュ/出演:ロベール・オッセン、ジョルジュ・ドン、ニコール・ガルシア 他。


星解説
 1930年代から1960年代に渡りパリ、ニューヨーク、モスクワ、ベルリンを中心とするフランス、アメリカ、ロシア、ドイツにおいて交錯する四つの家族の人生を描く。本作はルルーシュが自らのキャリアの集大成として挑んだ作品。

 原題の「あの人たち、この人たち」が指すように登場するのは4つの芸術家の家族で、過酷な戦争時代を過ごしながらも踊り、演奏に身を投じた激動の45年間にわたる人生をドラマティックに描いている。ラスト17分における、ボレロに乗って踊るジョルジュ・ドンの躍動する肉体が圧倒的で苦難を乗り越えた、それぞれのエピソードの登場人物たちが一堂に会する姿は感動的。

 本作には上映時間4時間23分にわたる、さらに長尺な「完全版」も存在する。

愛と哀しみのボレロ


星あらすじ
 1936年モスクワ。ボリショイバレエ団のプリマのオーディションで惜しくも敗れたタチアナ(リタ・ポールブールド)は、その帰りぎわに、選考委員のボリス(ジョルジュ・ドン)に声をかけられた。それをきっかけにやがて二人は結婚するが、スターリングラード攻防戦でボリスは戦死。残された幼い息子セルゲイを育てながら、タチアナはバレエを続けた。

 両親の才能を引きついでボリショイ・バレエ団の名ダンサーに成長したセルゲイ(ジョルジュ・ドン2役)は最高の人気を得るが60年のオペラ座の公演を機に西側に亡命。母のタチアナは再婚し、モスクワでセルゲイの成長を見守る。

愛と哀しみのボレロ

 1937年、パリ。人気を集めるキャバレエ“フォリー・ベルジェール”のバイオリニスト、アンヌ(ニコール・ガルシア)は、演奏中、ピアニスト、シモン(ロベール・オッセン)の熱い視線を感じる。やがて結婚した二人は幸せに酔いしれるのもつかの間、ユダヤ人であったためナチのパリ占領で収容所送りとなる。

 乳のみ子を抱いて列車に乗った二人は、赤ん坊だけは助けたいと、ある駅で列車の外に赤ん坊を置いていった。シモンはガス室で死亡し、終戦を迎えて無事に救出されたアンヌは、シモンを失った悲しみをふみ越えて、昔の仲間と作った音楽隊で地方を巡りながら置き去りにした子供の行方を探す。

 その子供は、捨てられた後に、その土地の牧師のもとで育てられ、ダビッド(ロベール・オッセン2役)と名づけられ成長していた。彼はアルジェリア戦争に参加し、除隊した後、パリで作家として成功。精神病院に入っていた生みの母アンヌと奇蹟の再会を果たす。

愛と哀しみのボレロ

 同じパリ。ナイトクラブの歌手エブリーヌ(エヴリーヌ・ブイックス)は、パリに来ていたナチの軍楽隊長カール(ダニエル・オルブリフスキ)と出会い、彼の子を宿すが、敵に身を許した卑しい女とさげしまれパリを追放され故郷で子供を産む。

 私生児として祖父母に育てられたエディット(エヴリーヌ・ブイックス2役)は、パリに出て貧乏暮しをしながらショウガールになり、やがてTVのニュース・キャスターになる。エディットの実の父であるカールは、1938年、ベルリンでヒトラーの前でベートベンを演奏し認められてパリでの軍楽隊長としての仕事を終え、ベルリンにいる妻マグダ(マーシャ・メリル)のもとに帰るが、愛児は戦死していた。

 戦後指揮者として成功した彼は、妻と共に、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で米初演を果たすが、ユダヤ人によるチケット買い占めで、観客わずか二人という屈辱を味わう。

愛と哀しみのボレロ

 1939年、ニューヨーク。人気ジャズミュージシャン、ジャック・グレン(ジェームズ・カーン)は、ヨーロッパ戦線に参加後、アメリカに戻って妻で歌手でもあるスーザン(ジェラルディン・チャップリン)を交通事故で失う。娘のサラ(ジェラルディン・チャップリン2役)は、親の血を受けて同じく歌手として成功し、息子ジェイソン(ジェームズ・カーン2役)はサラのマネージャーになる。

 そして、81年、パリ。トロカデロ広場には、多くの観客がつめかけ、今からはじまるユニセフ・チャリティ・コンサートを息をのんで待ちわびていた・・・。


原題:Les Uns et les Autres
公開:1981年
製作国:フランス
配給:日本ヘラルド
上映時間:185分



クライマックス


ボレロ (ラヴェル)


星キャスト
ロベール・オッセン、ジョルジュ・ドン、ダニエル・オルブリフスキー、マニュエル・ジェラン、ジェラルディン・チャップリン、ファニー・アルダン、エヴリーヌ・ブイックス、ニコール・ガルシア、マーシャ・メリル、アレクサンドラ・スチュワルト、ジャン=クロード・ブリアリ、フランシス・ユステール、レイモン・ペルグラン、ジャック・ヴィルレ、リシャール・ボーランジェ、ニコール・クロワジール、ジネット・ガルサン、ジャン=ピエール・カルフォン、エヴァ・ダルラン、ジェームズ・カーン、フェオドール・アトキン、クリストフ・ブルセイエ、ジャン=ピエール・カスタルディ、ベルナール・ピエール・ドナデュー、ジャン=ポール・ミュール、ダーレル・ネルソン、バリー・プリマス、フランク・ラニヨン、レイモンド・セラ、トム・シニョレッリ、ハティ・ウィンストン、シャロン・ストーン、リタ・ポールブールド、ポール・プレボワ


星スタッフ
監督:クロード・ルルーシュ
製作:クロード・ルルーシュ
脚本:クロード・ルルーシュ
音楽:フランシス・レイ、ミシェル・ルグラン
撮影:ジャン・ボフティ
編集:ユーグ・ダルモア、ソフィー・ボー
振付:モーリス・ベジャール
録音:アラン・モーリー
音響効果:ジャン=ピエール・ルロン
美術:ジャン=ルイ・ポヴェーダ
衣装(デザイン):カトリーヌ・ルテリエ


星受賞歴
第34回カンヌ国際映画祭:フランス映画高等技術委員会賞


愛と哀しみのボレロ [DVD]
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愛と哀しみのボレロ(完全版)サントラ
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 映画が大好きで堪らない夢想家です。映画は、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、『喜怒哀楽』で人にもたらしてくれます。その他にも色々な感情を人にもたらしてくれます。そんな映画が大好きです。

 俳優スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)を敬愛しております。

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